東京都知事選に蓮舫氏が出馬表明「都政をリセットする」。小池都知事と激戦か?

 立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が27日、党本部で記者会見し、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に無所属で立候補すると表明しました。

「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする先頭に立つ。古い政治と決別し、本当に必要な政策に予算を振り向ける」と動機を述べた。

小池百合子知事(71)が無所属で3選出馬の意向を固めており、知名度が高い2人による激戦の構図が見込まれます。

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蓮舫氏が都知事選に出馬。今までの経歴は?

蓮舫(れんほう)氏は1967年東京都で、台湾人の父と日本人の母との間に生まれる。青山学院大学法学部卒業。在学中にキャンペーンガールである「クラリオンガール」に選ばれグラビアアイドルとして活躍しました。

また司会やレポーター、報道キャスターなどを経て、2004年参議院議員選挙(東京選挙区)で初当選。以降、2010年、2016年、2022年と4期連続で当選しています。

民主党政権下では内閣府特命担当大臣として行政刷新や公務員制度改革、少子化対策、男女共同参画などを担当しています。

2016年9月には民進党代表選に立候補し、前原誠司氏、玉木雄一郎氏との三つ巴の戦いを制して代表に就任。しかし、「二重国籍問題」が尾を引く中で2017年都議選で敗北を喫したことなどを受けて約1年で代表を引責辞任しました。

蓮舫氏といえば、2009年民主党政権下で「事業仕分け人」を務めた際の「2位じゃダメなんでしょうか?」という発言が有名ですが、今回は1位しか当選しない都知事選に挑むことになりました。

小池百合子氏、東京都知事選に今だ出馬表明なし。出馬見送りか?

東京都の小池百合子知事(71)は、都知事選に3選を目指して無所属で立候補する方針を固め、5月29日に開会の都議会定例会で表明する予定でしたが、6月3日現在表明はしておりません。

蓮舫氏が出馬表明したことにより、蓮舫氏対する注目度は極めて高くなっております。「小池氏は再選戦略を根本的に見直さざるを得なくなった」(都議会関係者)という。とくに蓮舫氏が「自民党の延命に手を貸す小池都政をリセットする」と宣言した反響は大きいと思われます。

蓮舫氏の出馬表明は想定外の出来事だったみたいです。小池都知事としては出馬する以上は絶対に負けたくない、負ける可能性があるなら出馬を見送ってしまいたい。しばらく様子を見て蓮舫氏の勢いが止まった時点で情勢調査をして、勝てるとみれば予定道り出馬しようと考えてるのかもしれません。

東京都知事選、連敗続く自民の対応は? 批判回避へ「ステルス作戦」か?

自民は独自候補擁立を見送る方針を固めており、都議会自民党は23日の総会で、現在2期目の小池百合子知事が出馬した場合、支援を目指す方針を確認したようです。

裏金問題の逆風下で都知事選を迎え「小池知事に勝てる対抗馬がいない」(都連関係者)というのが理由です。

派閥の政治資金パーティー収入不記載事件の影響で表立った応援は逆効果との指摘もあり。党内では水面下で小池氏を支える「ステルス作戦」を推す声が多い。

自民都連内には地域政党「都民ファーストの会」特別顧問を務める小池氏を支えることへの反発もあるが、自民都連幹部は「小池氏以外の選択肢はない」と断言する。

都知事選小池百合子、蓮舫の激突!どうなる?

まだお二人の公約は発表されていませんが、蓮舫氏は小池都政をリセットする、小池都知事は今までの実績をアピールする、というような感じで戦っていくのではないでしょうか?なんかお二人の女同士の戦いは目が離せません。

いずれにせよ6月29日告示、7月7日(七夕の日)に投開票される東京都知事選のこれからに注目です。

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