卓球女子団体選で張本美和選手(世界ランク8位)を0ー3で破ったアネット・カウフマン選手(世界ランク100位)とはどんな選手でしょうか。アネット・カウフマン選手のこれまでの経歴を見ていきたいと思います。
アネット・カウフマンのプロフィール
- 生年月日:2006年6月3日
- 年齢:18歳
- 出身地:ドイツ、ニーダーザクセン州、ヴォルフスブルグ
- 身長:183cm
- 利き手:左
- 世界ランキング:100位
アネット・カウフマンの家族はスポーツ一家であり、父親のアンドレイ・カウフマンはアイスホッケー選手、母親のアンナはダウンヒルスキー選手です。
また、アネットには5歳年上の姉アレクサンドラがいて、彼女も卓球選手として活動しています。このようなスポーツ一家の家庭環境が、アネット・カウフマンの卓球キャリアに影響を与えた可能性があります。
アネット・カウフマン選手の戦績
アネット・カウフマンさんは4歳半から卓球を始めました。非常に幼い頃から卓球に取り組み、その後もクラブに所属しながら実力を高めていきました。
2019年:欧州ユース選手権にて混合ダブルスで決勝進出。
2019年:全国学生ランキング大会で優勝。
2020年:全国学生ランキング大会で優勝。
2020年:欧州ユースランキングトーナメント優勝。
2021年11月:U-21年代グループの欧州個人チャンピオン。
2022年7月:U-19ヨーロッパユース選手権にて、シングルスと混合ダブルスで優勝。
2022年:欧州選手権はシングルでは決勝トーナメント1回戦で敗戦。ダブルスではベスト16に進出。
2023年:ユース世界選手権にてシングルスで銅メダル、ダブルスで銀メダルを獲得。
2024年6月:第92回ドイツ全国選手権大会の女子シングルスとダブルスにおいて、金メダルを獲得。
以上のような成績を残しています。
そして2024年のパリオリンピック女子団体では
1回戦:米国 リリー・ジャンを0ー3 レイチェル・サングを1ー3で破り
準々決勝:インド マニカー・バトラーを1-3 スリージャ・アクラを0ー3で破り
準決勝:日本 張本美和を0ー3のストレートで破りました。
日本には敗れたものの団体戦の個人の試合では5連勝です。
アネット・カウフマンの特徴的なプレーは?
アネット・カウフマン選手は左シェーク裏裏ドライブ型の選手で、攻撃的なプレーを得意にしています。また長身を活かした前陣での鋭いバックドライブが彼女の大きな武器です。
フォアドライブも得意としており、多様な攻撃パターンを展開することができます。
アネット・カウフマン選手はYGサーブ(逆横回転をかけるフォアサーブ)を得意としています。このサーブは、彼女のプレースタイルの中で特に特徴的な要素となっています。
YGサーブは、相手にとって取りづらい回転をかけることができ、試合を有利に進めるための重要な技術です。カウフマン選手はこのサーブを用いて、試合での優位性を高めています。
以上のようにアネット・カウフマン選手の実力はかなりのものです。これからの活躍に注目です。