寒い冬のシーズンは、ユニクロのヒートテックを着る人も多いのではないでしょうか。インナーとして着るのがメインで、外からは見えないアイテムだからこそ「長く着られるため、買い替えどきが分からない」という声も聞かれます。
今回はそんなヒートテックの買い替えのポイントと長持ちさせる洗濯方法についてお伝えします。参考にしてみてくださいね。
ヒートテック【寿命の見分け方】劣化のサイン
ユニクロの話によると、「ヒートテックには耐用年数はありません」ヒートテックの吸湿発熱機能自体はほぼ低下しないとされていますとのことです。
ただ購入してからしばらく使っていくうちに、暖かさを感じにくくなる可能性があるとのことです。
寿命は使用頻度や保管環境によっても状態が変わります。着用やお洗濯で生地の劣化はどうしても進んでしまいます。
生地が劣化すると、ストレッチ性が弱くなり肌にぴったりと密着しなくなります。そのため体と生地の間に空気の層ができて保温力が低下します。
ヒートテックは体に密着することで暖かさを提供しますが、ストレッチ性が低下するとその密着度が減少し、結果として暖かさを感じにくくなります。
袖口や裾がたるんでよれよれになってストレッチ性が低下したと感じたときは、劣化のサインなので買い替えの時期だと思われます。
ヒートテックの買い替えタイミングは、購入時期の確認方法は?
ユニクロではヒートテックの買い替え時期を、着始めてから3年を目安として推奨しています。
でもいつ買ったのか覚えてないことが多いですよね。
でも大丈夫です。ユニクロ商品の「製造年」「投入シーズン」がわかる方法があるんです。
その方法は「服の内側についているタグ」を見ることで分かります。
商品の洗濯方法や組成表示などが記載されているケアラベルのことです。
例えばこのケアラベルでは、上から二行目の371-451538[24-44]の赤い部分の24という数字の十の位が製造年、一の位が投入シーズンを表しています。
このケアラベルの商品は十の位が2なので製造年は2012年か20022年です。これが3だと2013年か2023年ということです。
続いて一の位に書かれている数字は1(春)、2(夏)、3(秋)、4(冬)と4シーズンを表しています。
この商品は4なので冬ということです。
ユニクロ商品の製造年投入シーズンが分かることによって、手持ちの服の新旧や素材違いが分かるようになるだけではなく、店頭で同じ価格のキャリー品(定番アイテムなど、前年からの持ち越し商品)が見分けられます。
ヒートテックの機能が長続きする!正しいお洗濯方法
ヒートテックは、洗濯機で洗濯を繰り返すと摩擦を受けて繊維が傷み、伸びてしまいます。
繊維が伸びると保温力が落ちてしまいます。
そのため、摩擦が少なく強い力もかからない手洗いが最もいい方法なんです。しかし手洗いは時間も手間もかかって面倒ですね。
でも次に述べる洗濯方法を行うとヒートテックの寿命を延ばすことができます。
- ヒートテックは肌に触れる内側に汗や皮脂が蓄積するため、ネットに入れる際は内側が表面になるよう裏返し袖だたみで畳んで洗濯ネットに入れる。
- 弱水流コース設定し、おしゃれ着用洗剤(アクロン)などを使用する。
- 乾燥機は熱でポリウレタンを傷めてしまうので使わない。
- ヒートテックに使用されているポリウレタンは熱に弱いため、直射日光は避けて日陰で干す。
- 干すときは、型があっていないハンガーや針金ハンガーを使うと伸びてしまうので気を付ける。
上記の点に注意して洗濯すればヒートテックの寿命を延ばし、きっと来年も暖かく着られますよ。