上谷沙弥さんは「ラヴィット!」や「千鳥の鬼レンチャン」で話題沸騰中です。
プロレス界で「沙弥様」の愛称で親しまれる彼女ですが、実はアイドルやダンサーとしての過去を持つ異色の経歴の持ち主なんです。
「この人、一体何者なの?」って気になりますよね。
バイトAKBからスタートし、EXILEのバックダンサーを経て、今やプロレス界のMVPにまで上り詰めた彼女の軌跡は、まさにドラマそのものです。
今回は、上谷沙弥さんの驚きの経歴を徹底解説していきます!
上谷沙弥プロフィール
基本プロフィール
- 名前:上谷沙弥(かみたに さや)
- 生年月日:1996年11月28日
- 年齢: 29歳(2025年現在)
- 出身地:神奈川県
- 身長: 168cm
- 体重: 58kg
- 血液型: AB型
- 職業: プロレスラー
- 得意技:スター・クラッシャー、フランケンシュタイナー、スワンダイブ式プランチャー
- 趣味:カフェ巡り、美容系のセルフケア
- 所属: スターダム (STARDOM)
経歴
- 2014年: バイトAKBのメンバーとして活動を開始。
- 2018年:スターダム★アイドルズに加入し、プロレスの道へ進む。
- 2019年: スターダムのプロテストに合格し、正式にプロレスラーとしてデビュー。デビュー戦は後楽園ホールで行われた。
- 2021年: シンデレラ・トーナメントで優勝し、新人王に輝く。同年、中野たむを破りワンダー・オブ・スターダム王者となる。
- 2023年: ワンダー・オブ・スターダム王座を15回連続防衛する記録を樹立。
- 2025年: プロレス大賞で女子初のMVPを受賞し、注目を集める
上谷沙弥は何者?アイドル時代からの華麗なる転身
上谷沙弥アイドル時代
上谷沙弥さんはLDHが運営するダンススクールであるEXPGに小学校3年生から高校を卒業するまで所属し、ストリート・ダンスをやっていました。
最上位の選抜クラスに所属し、中学生の時にはヒップホップダンスの日本大会で優勝。
日本チャンピオンとして、ラスベガスで開催された、ヒップホップダンスの世界最高峰の国際大会である「WORLD HIPHOP DANCE CHAMPIONSHIP 2009」 ジュニア部門 に出場し、世界第2位になりました。
上谷沙弥さんは2014年になんと1.3万人の応募者の中から選ばれて「バイトAKB」のメンバーになったんです。
当時18歳だった彼女は、大島優子さんの卒業公演にも出演し、AKB48 TeamAの公演で伴奏ダンサーとしても活躍していました。
でも、バイトAKBは期間限定のプロジェクトです。
2015年2月に解散した後、上谷沙弥さんは新たな道を模索することになります。
EXILEダンサーとしての活動
アイドル活動の後、上谷さんはダンサーとしての才能を開花させます。
特技のダンスを活かして、EXILEのバックダンサーとして東京ドーム公演やさいたまスーパーアリーナ公演に出演しました。
この時期に培った身体能力とパフォーマンス力が、後のプロレスラーとしての活躍の基礎になっていくんですね。
2016年には太田プロダクションのワークショップオーディションに参加するなど、芸能界での活動も続けていました。
元AKBから「悪の女王」へ!プロレスラーへの転身
2018年、上谷さんの人生に大きな転機が訪れます。
中野たむさんが旗揚げした「スターダム★アイドルズ」に加入し、プロレスの世界に足を踏み入れました。
最初はアイドルとプロレスを融合させた活動でしたが、2019年にスターダムの練習生として本格的に入団し直し、プロレスラーとしてデビュー、ここから彼女の快進撃が始まります。
「悪の女王」としての覚醒
上谷沙弥さんは、元々は清楚で可愛いアイドル的なイメージを持つレスラーでしたが、あることをきっかけにヒールへ転向。
それは2023年7月23日、中野たむとの『5★STAR GP』開幕戦です。
上谷沙弥さんは照明用の鉄柱を上ってダイブしたが、着地時に左肘を脱臼した。
これにより上谷沙弥さんは治療とリハビリの為の長期欠場になりました。
「あそこから、怒りと憎しみが自分の中で芽生えた」
「何の技でもいいよ。どんな技でも受け止めるからって中野たむは言っていた。
だから、私は高い所から思い切り飛んだのに、あいつは受け止めてくれなかった。信頼していたのに……」
引用元:NumberWeb
上谷沙弥さんの唐突なヒールへの転向は、こんな出来事による複雑な感情があったのですね。
その後中野たむさんとはどんな関係なのでしょうね。
中野たむさんが少し前、「悪い男に引っかかったんじゃないか」とちょっかいを出してきた時に。
「余計なお世話だよ、ブス! 男に惑わされるような弱い気持ちでプロレスやってねえよ。
テメエこそ、そんなピーピー喚いてる暇があるんなら、いい男でも探して、花嫁修業でも始めろよ」
引用元:NumberWeb

なんかバチバチですね😨
上谷沙弥さんの最大の魅力は、リング上での圧倒的な存在感。
身長168cmという女子プロレスラーとしては高身長を活かした空中技が得意で、必殺技の「フェニックス・スプラッシュ」は観客を魅了します。
「リングでは相手の選手と戦っているけれど、1番の相手はお客さん」という彼女の言葉からも、プロレスへの深い理解が伝わってきますよね。
衝撃の経歴!プロレス大賞MVP受賞までの軌跡
- デビュー: 2019年8月10日、後楽園ホールで渡辺桃とのシングルマッチでプロレスデビュー
- 新人王受賞:2019年度の「ルーキー・オブ・スターダム」を受賞し、新人王に輝く
- 初タイトル獲得: 2020年12月2日、名古屋で行われた「Goddesses of Stardom Championship」で初のタイトルを獲得
- 2021年:デビューからわずか2年で「シンデレラ・トーナメント」優勝
- ワールド・オブ・スターダム王座獲得: 2024年12月、ワールド・オブ・スターダム王座を獲得し、団体のトップに立つ
- STRONG女子王座獲得:2025年9月、STRONG女子王座も獲得し、2冠王者となる。
- プロレス大賞MVP受賞: 2025年12月、東京スポーツのプロレス大賞で最優秀選手賞(MVP)を受賞。女子選手としては初の快挙。
- 地上波生中継:2025年9月、女子プロレスが23年ぶりに地上波で生中継され、注目を集める。
- ヒールキャラクターの確立:「悪の女王」としてのキャラクターを確立し、観客の心を掴む。
上谷沙弥さんはワンダー・オブ・スターダム王座を11度連続防衛するなど、「白いベルト」の絶対王者として君臨してきました。
スターダムの悪の女王・上谷沙弥は、ワールド・オブ・スターダム王座とSTRONG女子王座の2冠として女子プロレス界の頂点に立たっています。
そして2025年、ついに歴史的瞬間が訪れます。
プロレス大賞で女子プロレスラーとして史上初のMVPを受賞しました。
52年の歴史で初めての快挙に、プロレス界全体が沸きました。

凄い快挙です!
プロレス大賞とは?
プロレス大賞は、東京スポーツ新聞社が1974年から毎年実施している年間プロレス表彰で、国内外のプロレス団体を横断してその年もっとも活躍した選手や試合を選ぶ賞です。
メインとなるのは男女問わずその年の主役に贈られる最優秀選手賞(MVP)。
あくまで「東スポと選考委員による年間ベスト」の位置づけであり、公式ランキングや団体内のタイトルとは別のものです。
しかし長い歴史とメディア露出の大きさから、今もなおプロレス界の“今年の顔”を象徴する賞として強い影響力を持っています。
テレビ出演で知名度も急上昇
最近では「ラヴィット!」の2025年7月-9月の金曜ラヴィット!ファミリーとして出演。
プロレスファン以外にも彼女の魅力が広まっています。
バラエティ番組でも、リング上とは違う親しみやすい一面を見せています。
キャッチフレーズは「私がスターダム」アイドルへの未練を断ち切り、プロレスラーとして生きる覚悟を決めた。
彼女は、今や団体の顔として活躍しています。
まとめ・多彩な経歴を持つ「沙弥様」の魅力
- 2014年:バイトAKBメンバーとしてアイドルデビュー
- EXILEバックダンサーとして活動
- 2018年:スターダム★アイドルズ加入
- 2019年:プロレスラーとして本格デビュー
- 2021年:シンデレラ・トーナメント優勝
- 2025年:プロレス大賞MVP受賞(女子初)
アイドル、ダンサー、そしてプロレスラーへ、一見バラバラに見えるキャリアですがすべてが「人を魅了するパフォーマー」という一本の線でつながっているんです。
「アイドルへの未練はなくなった」と語る彼女の表情には、プロレスラーとしての誇りと覚悟が満ちています。
バイトAKBから始まった彼女の物語は、今もなお進化を続けています。
これからの「沙弥様」の活躍から、ますます目が離せませんね!
