元NHKアナ鈴木健二さん死去、95歳。経歴と死因は?

目次

鈴木健二さんの経歴は?

東京府東京市本所区(現・墨田区亀沢)出身、生粋の江戸っ子です。第一東京市立中学、旧制弘前高等学校から旧制東北大学に進学。文学部美学美術史学科を卒業。

1952年にNHK入局し66年開始の主婦向けの情報番組「こんにちは奥さん」の司会ぶりが評判となり、「歴史への招待」での名調子の語りや、「クイズ面白ゼミナール」の軽妙な進行で人気を得、83年から3年連続で紅白歌合戦の司会もつとめました。

台本を完璧に覚えてしゃべる記憶力と、博識で笑顔を絶やさぬ流麗な話術で視聴者に親しまれ、報道では69年に米宇宙船アポロ11号の月面着陸の中継などを担当しました。

文筆活動では「気配りのすすめ」がベストセラーに。「男が40代にやっておくこと」など人生訓を中心に多くの書籍を著しています。

84年に理事待遇となり、88年に59歳で定年退職しました。その後熊本県立劇場の館長に就任し、伝承芸能の復元などにつとめ、98年には青森県立図書館および青森近代文学館の館長に。

テレビには数年に1度くらいの割合で出演し、元気な姿を見せていました。兄は映画監督だった鈴木清順さんです。

鈴木健二さんの死因は?

50代の頃、大病を患って死ぬかもしれないと思った時もあったそうです。左の腎臓を摘出して一命をとりとめたようです。それ以来お酒は一切口にしていないようです。

近年はNHK時代の初任地でもある熊本市で過ごしていましたが、3月29日に福岡市の病院で、老衰のため95歳で亡くなりました。

死因は老衰みたいです。今の若い人はあまり知らないと思いますが、年輩の人には色々な思い出の在る方でした。ご冥福を心よりお祈りいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次