新基準原付HONDAが発売!4モデルの性能・価格・特徴は?徹底比較!

新基準原付HONDAが発売!4モデルの性能・価格・特徴は?徹底比較!

2025年11月、バイク業界に大きな転換期が訪れました。

長年親しまれてきた50cc原付の生産終了に伴い、ホンダから「新基準原付」が登場しました。

排ガス規制の強化により、従来の50ccエンジンでは基準をクリアするのが難しくなったため、ホンダは110ccエンジンを搭載しながらも原付免許で乗れる新しいバイクを開発しました。

今回発表されたのは、スーパーカブ110 Liteスーパーカブ110プロLiteクロスカブ110 Lite、そしてDio110 Liteの4モデルです。

「原付がなくなる!」と不安に思っていた方も多いと思いますが、ホンダがしっかりと次世代の原付を用意してくれました。

この記事では、各モデルの性能や価格、特徴を詳しく比較していきます!

目次

新基準原付HONDAの4モデル:性能・価格を徹底比較

モデル名排気量 (cc)最高出力 (kW)価格 (税込)特徴
スーパーカブ110 Lite1093.5341,000円ABS、ディスクブレーキ、メーター機能充実
スーパーカブ110プロLite1093.5385,000円配達・輸送特化、ABS、ディスクブレーキ
クロスカブ110 Lite1093.5401,500円アウトドア向け、ABS、ディスクブレーキ
Dio110 Lite1093.7239,800円スクータータイプ、アイドリングストップ

スーパーカブ110 Liteシリーズの性能と特徴

スーパーカブ110 Lite
スーパーカブ110プロLite
クロスカブ110 Lite
  • スーパーカブ110 Lite:使い勝手の良さを重視したモデルで、日常の移動に最適、前輪にはABSを装備し安全性も高い
  • スーパーカブ110プロLite配達や輸送に特化した仕様で、より強化されたブレーキ性能を持っています。
  • クロスカブ110 Lite: アウトドアやレジャーに適したデザインで、タフな走行性能を発揮する

従来の50ccモデルと比べて、出力もトルクも向上しているので、坂道でもスムーズに加速できるのが魅力です。「50ccだと坂道がキツかった」という経験がある方には、かなり嬉しいアップグレードですよね。

安全装備も充実していて、前輪にはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を採用。

急ブレーキをかけてもタイヤがロックしにくく、より安心して走れます。

さらに、メーターには速度警告灯やギアポジション、平均燃費などが表示される機能も搭載されています。

価格は、スーパーカブ110 Liteが34万1000円、スーパーカブ110プロLiteが38万5000円、クロスカブ110 Liteが40万1500円(すべて税込)。発売日は12月11日の予定です。

Dio110 Liteの性能と特徴

Dio110 Lite

スクータータイプのDio110 Liteは、排気量109cc、最高出力3.7kWのエンジンを搭載。カブシリーズよりも若干パワフルな設定になっています。

Dio110 Lite: スクータータイプで日常の移動に軽快さを追求、アイドリングストップ機能により燃費の向上も図られている

注目すべきは、アイドリングストップシステムを採用している点です。

信号待ちなどでエンジンが自動停止するので、燃費の向上が期待できます。

また、シート高は745mmと、ベースモデルのDio110より15mm低く設定されているため、足つき性が良く、小柄な方でも安心して乗れるのが特徴です。

14インチの大径ホイールを採用しているので、市街地から郊外まで幅広い走行状況に対応できます。

独自のコンビブレーキ(前後輪連動ブレーキ)も装備されており、安全性も高くなっています。

価格は23万9800円(税込)で、4モデルの中では最も手頃。発売日は11月20日と、カブシリーズよりも早く手に入ります。

新基準原付HONDAの4モデル:どれを選ぶべき?

人気No.1はDio110 Lite

ホンダの発表によると、受注状況で圧倒的な人気を誇っているのがDio110 Liteで、約6000台の受注を記録しています。

一方、スーパーカブ110 Liteは約1700台と、意外にも控えめな数字です。

この理由について、ホンダの広報担当者は「2024年末に発売されたスーパーカブのファイナルエディションやハローキティ仕様の影響が大きい」と説明しています。

つまり、純粋な50ccの原付を求める人は、すでに駆け込み需要で購入済みということですね。

また、Dio110 Liteは車体サイズが原付一種に近く、現状唯一のスクータータイプであることも人気の理由です。

価格も23万9800円と手頃なので、「とりあえず原付が欲しい」という方には最適な選択肢と言えるでしょう。

用途に合わせて選ぼう

カブシリーズは、積載性や耐久性を重視する方におすすめです。

特にスーパーカブ110プロLiteは、ビジネス用途にも対応できる仕様になっています。

クロスカブ110 Liteは、アウトドアやレジャーにも使いたい方にぴったりです。

一方、Dio110 Liteは、日常の買い物や通勤・通学など、気軽に使いたい方に向いています

シート高が低く、足つき性が良いので、初心者や女性にも扱いやすいモデルです。

まとめ

ホンダの新基準原付4モデルは、それぞれに個性があり、用途に応じて選べるラインナップになっています。

50ccよりもパワフルで、安全装備も充実しているので、「原付がなくなって困る」という心配は無用です。

価格は従来の50ccモデルより高くなっていますが、性能や装備を考えれば納得の価格設定と言えるでしょう。

特にDio110 Liteは、手頃な価格と使い勝手の良さで、多くの人に支持されています。

新しい時代の原付、あなたはにあったモデルはどれですか?

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